読書

【書評】堀江貴文『ゼロ なにもない自分にイチを足していく』。なぜ働くの?に答えを出す1冊

ホリエモンこと堀江貴文さんの『ゼロ』を読みました。証券取引法違反で逮捕されて出所後に出発された一冊です。

本書は、堀江さんの経験をベースに書かれているのでとても読みやすくまとめられています。読む前と読んだあとでは、堀江さんに対する印象がだいぶ変わりました。マスメディアを通しての堀江さんしか知らない人はぜひ手に取ってもらいたいです。

僕の心にひっかかった堀江さんのメッセージを抜き出して感想を書いてみようと思います。

『ゼロ』堀江さんのメッセージ

スタートは誰でもゼロ

「スタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。…まずはゼロとしての自分に、小さなイチをたす。…本当の成功とは、そこから始まるのだ。」

ゼロに「掛け算」をしてもゼロになります。ゼロの状態の自分に少しずつイチを「足し算」していくことの大切さを述べています。掛け算で「大きな一歩」を目指すのではなく、「小さな一歩」を着実に足し算していくことが大切です。

「経験」を積み重ねる

仕事でも人生でも、もちろん異性関係でも、キョドってしまうのは、性格の問題ではない。ましてや、ルックスなど関係ないし、学歴や収入、社会的な地位とも関係ない。これはひとえに「経験」の問題なのである。

これは僕にとって実体験と結びついた言葉だった。

僕は大勢の前で話すのは苦手。そういう性格だと思っていました。しかし、過去にやっていたボランティア活動の中で、大勢の前で活動内容などを説明することがあったがそこでは意外と緊張することなくできていました。

そこでも最初は緊張していたかもしれない。でも、何度も同じような「経験」をくり返すことで経験値が増え緊張感が減っていたのだと思います。

やりがいは「つくる」もの

やりがいとは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」ものだ。

「仕事にやりがいがない」と感じるなら、自分自身でつくらないといけません。マニュアル化された仕事では楽しくない。試行錯誤を繰り返して仕事を「つくる」ことが必要なんですね。

仕事が嫌なのは経験不足

仕事が嫌いだと思っている人は、ただの経験不足なのだ。
仕事に没頭した経験がない、無我夢中になったことがない、そこまでのめり込んだことがない、それだけの話なのである。

仕事をしていて嫌になることは誰にでもあるはず。でも、堀江さんからのこの言葉によって、仕事が嫌なのは自分自身の仕事に対する姿勢から生まれるものだと気付かされました。無我夢中に働けば、自然と仕事が楽しくなるはずです。

「やりたいことがない」人はいない

「できっこない」という心のフタさえ外してしまえば、「やりたいこと」なんて湯水のようにあふれ出てくるのだ。

「やりたいことがない」という人がいるが、それは「どうせできるわけがない」という考えが前提にある。できない理由を考えるより、どうすればできるのかを考えていく必要があります。

ネガティブなことを考える人はヒマ

ネガティブなことを考える人は、ヒマなのだ。
ヒマがあるから、そんなどうでもいいことを考えるのだ。
もし、あなたがポジティブになりたいというのなら、やるべきことはシンプルである。うじうじ悩んでないで、働けばいい。「自分にはできないかもしれない」なんて躊躇しないで、目の前のチャンスに飛びつけばいい。

「失敗してしまったらどうしよう」などとずっと考えて行動を起こさないよりは、どんどん動いたほうがいいですよね。やらなくて後悔するより、やって後悔するほうがまだマシです。

自分の人生を動かせるのは自分だけ

自分の人生を動かすことができるのは、あなただけなのだ。
僕はこれから、自分のやりたい仕事だけをやり、自分の進みたい道を全力で突っ走っていく。そしてもし、僕の進む道とあなたの進む道が交差するときが訪れたら、それほどうれしいことはない。そのときは一緒に、仲間として進もう。
そして最後にひとことだけ、メッセージを送って終わりにしたい。

『・・・・・』

本書の締めとして書かれているこの一文。自分の人生を動かせるのは自分だけ。シンプルながら心に響きました。最後の堀江さんからのメッセージは、本書を読んで直接受け取ってもらいと思ったので、ここではあえて書かないことにしました。

あとがき

堀江貴文さんの著書『ゼロ』から、僕の心にひっかかった言葉を抜き出して簡単に感想を書いてみました。

誰でも一度は仕事が嫌になることや、「どうして働いているんだろう」と考えることもあるはず。本書はその答えを導きだすきっかけになると思います。まずは、目の前のことにがむしゃらに取り組んで、のめり込んでみてはどうでしょうか。

小さな目標を設定し、それを達成していく。「小さな一歩」を積み重ねていくことがあなたの自信につながると思います。

タイトルになっている『ゼロ』。このゼロに込められた堀江さんの思いをぜひ感じてください。