読書

佐々木正悟『やめられなくなる、小さな習慣』。早寝早起きから始めよう!

ヒージャ
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あたり前のことだけどすべての人に与えられている時間は1日24時間。それなのにもっと多くの時間を与えられていると思うような人はいます。

著者の佐々木正悟さんは野球の大谷翔平選手を例に挙げています。

大谷選手は時速160kmのボールを投げるだけでなく打者としても活躍し、メジャーリーグへ行ってしまう。そんな彼の1日も当然24時間。僕らと何が違うのかというと「時間の使い方」が違う。

自分のやるべきことに集中して時間を使う方法が「習慣化」であり、行動を習慣化することで時間を有効に使える。誰にでも平等な24時間を効果的に使う方法として、佐々木さんは「習慣の連鎖反応」と言っています。

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習慣には3つのタイプがある

習慣には少なくとも3タイプあるそうです。

  1. 【タイプ1:トレーニング】スキルアップのため習慣で練習すること
  2. 【タイプ2:日課】挨拶や散歩など、日々繰り返せること
  3. 【タイプ3:禁止】何らかの悪癖をやめるため意識的に「禁止」を継続している状態

タイプ1「トレーニング」はゴールがあるため、細かくゴールを区切り、数値化するのがふさわしい習慣。資格の取得をするなどの習慣がこれに該当します。

タイプ2「日課」は明確なゴールはなく、原則毎日繰り返すもので一生続けるものなので、タイプ1とは性質が異なります。

タイプ3「禁止」はタイプ2とは正反対で、継続ではなくやめることが目標。

習慣化には「報酬」が必要

習慣を継続していくには、①「スイッチ」を見つける→②行動し「レバー」を倒す(スキルが必要)→③報酬(行動した結果得られるもの)、という流れが大事だそうです。

僕が習慣にしているものに「早起き」があります。早起きすることで1人の時間を確保し、こつこつと勉強をすることができました。その勉強を続けた結果、社会福祉士の資格を取得できたという流れがあったのですが、これも資格が取得できるという「報酬」があったためにできたことだと感じました。

逆に、飲酒などの悪い習慣(人によって違います)をやめたいときは、「スイッチ」を隠してしまうのが有効です。例えば、お酒が目に入らないよう生活するなどです。

習慣化の第一歩は、とにかく「早く寝る」

早く寝ると早起きができます。早起きして朝に好きなことをすることで「充実した時間を過ごせた」という報酬が得られます。

早く寝ようと思っていても夜更かしをしてしまうことがあるかと思います。分かっていてもやめられないのは、夜更かしという悪い習慣からなにかしらの報酬を得ているからです。仕事のストレスをだらだらとSNS等をすることで解消しているのかもしれません。

このような悪い習慣をやめるには、早寝早起きしてやりたかったことに満足する、という良い習慣でレッテルを貼り直す必要があります。

あとがき

『早寝早起きをするだけで、翌朝には報酬が得られる。』

子どもができてからは自然と早寝早起きの生活スタイルになりましたが、これは「習慣の連鎖反応」という点ではとても良いことだったというのを気づかされました。

本書では「早寝」をすることによるメリットや、習慣の連鎖反応について分かりやすくまとめられています。とても読みやすいので、何かを継続したい方、悪い習慣をやめたい方はぜひ読んでみてください。

あなたもこの本を読んで「やめられなくなる、小さな習慣」をはじめてみませんか。

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沖縄県在住の読書好きなサラリーマンブロガー。
沖縄のお店やお出かけスポットなどの情報、趣味の読書に関することなどを雑記的に書いています。
「Yahoo!ニュース エキスパート」 地域クリエイターとしても活動しています。
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