読書

【絵本】ドームがたり

子どもと一緒に読んだ絵本の紹介をします。

今回紹介するのは『ドームがたり』です。

1915年に建設され100年以上も広島を見てきたドームの視点で、戦前の広島の様子や1945年8月6日のこと、またこれからのことについて描かれた絵本です。

どうも、はじめまして。ぼくの名前は「ドーム」。 あいにきてくれて、ありがとう。

ドームのあいさつから、物語はスタートします。

ドームはもともと「広島物産陳列館」という名前。広島の物産品を収集、陳列などをする施設として、チェコ人の建築家ヤン・レツル氏によって設計されました。大胆なヨーロッパ風の建築デザインは、当時の広島の名所のひとつだったそうです。

広島さんは、ころされた。

1945年8月6日、原子力爆弾が広島に落とされた直後に語ったこのセリフが胸にひびきました。

小学校1年生の息子が表紙のインパクトに惹かれて図書館から借りてきたこの絵本。息子にはこの内容は理解できたのかな。

「広島さんは、ころされた。」というフレーズは、シンプルながら何だか怖いという印象が持ったそうです。

アーサー・ビナードさんの文章もですが、スズキコージさんの絵を見るだけでも惹きつけられてしまいます。

知っているようで分かっていなかった「原爆ドーム」の歴史について知ることができたので、この絵本に出会わせてくれた息子に感謝です。

巻末にあるアーサー・ビナードさんの「あとがき」もとても分かりやすくまとめられています。

原爆のしくみと広島型と長崎型の違いなど、子どもには難しいかもしれませんが大人のかたはぜひ一読していただきたいです。