子育てするなら図書館を思いっきり活用しよう
子育てをしていると、子どもに本をたくさん読んでほしいけど、そのたびに本を買うのは金銭的に厳しいということありませんか。
それでもどうにか本を読ませてあげたい、好きになってもらいたいというのが、親の心情だと思います。
そういう方のためにぜひ活用してほしいのが各自治体にある図書館です。
本を借りなくても図書館は楽しめる
図書館って本を借りるだけでなく、ただ行くだけでも楽しめます。
ハイハイで動き回るような乳幼児期や小学校低学年まで、幅広い年代のお子さんでも楽しめるので、多くの子育て世帯にはオススメできます。
乳幼児向けに絵本を読み聞かせをやっていることもあります。読み聞かせ会に行くと、同年代の子どもたちが集まっているので、他の子どもと触れ合うことができるいい機会にもなります。
図書館は屋内施設なので、雨の日のお出かけスポットにもなりますし、夏場はエアコンが効いていて涼しいので最高の環境です。
小さな子ども向けのキッズスペースを設けているところもあり、家の中にいるよりも広々と動き回ることができるので子どものストレス発散にもバッチリです。
1冊や2冊ではなく本はたくさん借りよう
図書館には1人あたりの貸出冊数が決められており、僕が利用する図書館では1人10冊まで借りることができます。
せっかく図書館まで足を運んだなら、気になった本はどんどん手に取っていき、貸出冊数のMAXで借りるほうがいいです。
また、子どもが読む本は、可能なら本人に選んでもらうほうがいいです。図書館には多くの本があるので、子どもにとっても未知の本と出会うきっかけになります。
借りた本を自宅でじっくり読むことができなくても、パラパラとページをめくって目を通すだけでもいいと思います。
借りた本を読むことを子どもに強要しない
たくさん借りた本を、子どもがほとんど読まないことなんて多々あります。
せっかく借りたのだからしっかり読んでほしいと思うのが親心ですが、子どもって気分屋で飽きっぽいのでしょうがないことだと思います。
自宅で読まないにしても、図書館で本を選んでいるときの子どもはワクワクした気持ちでいるはずです。
本を読むことを強要するよりも、本に触れる機会を多く作ってあげるのが大事だと感じます。
図書館利用で注意すること
図書館を利用するにあたってのマナーを紹介します。
返却期限は守ろう
図書館の本には借用期間が設けられています。僕が利用している図書館では、2週間の借用期間になっています。
図書館の本はみんなのものです。返却期限を守らずにひとりの人が借りっぱなしだと、その本を読むことを楽しみにしてる他の方の迷惑になってしまいます。
図書館の開館時間に間に合わなくても、時間外にも返却できる「返却ポスト」を設置しているかと思いますので、ぜひそちらをご活用ください。
破いてしまったら自分で処置しない
図書館の本は多くの方が利用するため、本の状態が少し傷んでるのもあります。
仮に子どもが本を破いてしまっても、決して自分で処置しないでください。セロハンテープで補修なんてご法度です!
京都にある図書館専門メーカー、規文堂さんがセロハンテープ補修NGに関するツイートをしています。
【定期】
図書館で借りた本は、セロハンテープで直してはいけません。経年劣化で大変なことになります・・・。
ページヘルパーという、図書館のために開発された劣化しない補修用品を使います。
本が破れたら自分で直そうとせず、正直に図書館に持っていきましょう・・・! pic.twitter.com/Gxj0cRXRcp
— 規文堂 (@kibundo_kyoto) September 17, 2020
僕が普段利用している図書館のスタッフの方からも、「破れたら自分で直さずに報告してください」との話を聞くことができました。
おわりに
子どもが小さな頃から近所の図書館をどんどん活用して、子どもがお気に入りの本が見つかったら実際に購入するという形でもいいと思います。
図書館には数多くの本があるので、思いもしない形で知らなかった本に出会うこともあります。児童書は、本のタイトルや装丁などを見て楽しむことができます。
子育てをされている方で、まだ図書館に行ったことのない人はぜひ図書館に行ってもらいたいなと思います。