社会福祉士国家試験まで残り2か月!試験日までの過ごし方
社会福祉士国家試験まであともう少し。受験される皆さん、思うように勉強できていますか。
僕は仕事をしながら通信制大学で勉強をし、約1か月の相談援助実習もこなしました。そして、社会福祉士国家試験には1発合格することができました。そこは自分でも誇れるポイントです。
今回、社会福祉士国家試験に合格するための残り2か月の過ごし方について紹介します。受験生の皆さんの参考になればと思います。
社会福祉士国家試験まで残り2か月、タイプ別の取り組み方
試験まで残り2か月となったこの時期では、受験する人のタイプは以下の2タイプに分かれるのではないでしょうか。
- 勉強はやっているけど、まだまだ不安な人
- ほとんど勉強していない人
タイプ別にこれからの2か月の過ごし方を書きたいと思います。
勉強はやっているけど、まだまだ不安な人
これまで、過去問や解説集(ワークブック)などを活用して勉強を進めているけど、自信がなく不安な気持ちはあると思います。
しかし、この時期から「別のテキストを買う」などの新しいことはしないこと!自分を信じて、今までの勉強方法を続けましょう。
これまでの勉強で気づいた苦手科目への対策や本番をイメージした時間配分で問題を解くなどもいいと思います。
ほとんど勉強をしていない人
仕事や実習などで忙しく、国試の勉強をほとんどしていない人もいると思います。そういった人たちは、まず1か月最低100時間の学習をすることを意識してください。
様々な資格試験は、効率的な学習をして100時間の学習時間が合否を決定する最低ラインと言われているようです。
「2か月で100時間」というと1日約3時間。なかなか難しいとは思いますが、休日やこれから迎える年末年始を活用して時間を作りましょう。
これから準備するものは、「3年分の過去問題とサブテキスト」です。まだ買ってなければすぐに購入しましょう。
ちなみに僕が買ったのは、中央法規出版さんの下記の3冊です。
- 社会福祉士国家試験過去問解説集
- 社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験ワークブック(共通科目編)
- 社会福祉士国家試験受験ワークブック(専門科目編)
過去問やサブテキストは出版社によってレイアウトなどがだいぶ違うので、書店で実際に手にとって自分に合ったものを選んだ方がいいです。
購入後、まずは過去問に取り組みますが、最初は間違いが多くても大丈夫です。正解・不正解でも必ず解説を読むことがポイントです。
年内中に全19科目3年分の過去問をひと通り終了させ、残り1か月で苦手問題などを繰り返し勉強しましょう。
社会福祉士国家試験に合格するためのテクニック
社会福祉士国家試験は、全150問のうち6割(90点)で合格する試験です。高得点をねらってミスをするよりも、確実に6割をとりにいきましょう。
わからない問題はとりあえず飛ばす
試験は150問を240分で解かなければいけません。(240分÷150問=約1分36秒/問)
1問に時間をかけずに悩んだときは「とりあえず」飛ばしましょう。
飛ばすときのポイントとしては、あとでふり返れるように問題文をチェックをしたうえで、「自分の好きな番号」をマークしましょう。とりあえず解答しておけば20%の確率で正解できます。
解答用紙に空欄を作ってしまうと、マークシートでずれて解答してしまうおそれがあるので気をつけましょう。
「正解」を選びだすより「間違い」を消去する
試験では選択肢から正しいものを選びます。その際は間違っている選択肢を消去していくのがいいのかもしれません。
5択問題を作成する際は、正しい設問を5つ作成したあとに残り4つを間違った内容に変えるようで、下記のような方法が取られているようです。
- 一部の単語、数値を変える
- 否定を肯定に、肯定を否定にする
- 断定/限定的な表現を挿入する
もちろんこの方法が絶対とは言い切れませんが、この点に注意して過去問を見ると意外と当てはまると思います。
「1つ選べ」と「2つ選べ」に注意
試験ではほとんどが選択肢から「1つ」選ぶのですが、たまに「2つ」選ぶものが出てきます。問題をしっかり読んで、選ぶべき数を問題用紙にマークしましょう。
まとめ
記事内にも書きましたが、社会福祉士国家試験は全体の6割が解ければ合格できる試験です。思うように勉強ができていなくて、決してあきらめずに最後まで勉強をやり抜きましょう。
心理学的なことで言うと、自分にプラスの暗示をかけると良い結果をもたらすそうで、「自分はこれだけ勉強した」と自信を高めることが大事だそうです。僕は「試験に1発合格する」と周囲の人にも言いふらして、自分自身にプレッシャーをかけていました。
受験生の皆さん残り2か月頑張りましょう!