日本最古の石仏・大谷観音がある「大谷寺」を紹介。大谷資料館と一緒に見てほしいスポット
栃木県宇都宮市にある「大谷寺(おおやじ)」に行ってきました。
宇都宮市の観光スポットのひとつに、幻想的な雰囲気を感じることができる巨大地下空間「大谷資料館」があります。しかし、せっかく大谷資料館まで行ったのにそこだけ見て帰るのはもったいないです。今回紹介する「大谷寺」は、大谷資料館から徒歩圏内にあり、約30分ほどで見てまわることができるので、ぜひ大谷資料館と一緒に観光することをオススメします。
それでは、大谷寺について紹介していきます。
▼大谷資料館に行った時の記事はこちらからどうぞ
日本最古の石仏・大谷観音(大谷寺)
大谷資料館から徒歩数分の場所にある「大谷寺」。真っ赤な仁王門を通って境内へ入ります。
本堂へ行くには参拝料が必要です。(大人500円、中学生200円、小学生100円)
境内に入って驚くのが、大谷石の洞穴と本堂が一体化している外観。
本堂内は写真撮影が禁止となっているので、画像を掲載して紹介ができません。石仏の様子は、大谷寺の公式webサイトで見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
大谷寺本堂内には、本尊「千手観音(大谷観音)」があります。平安時代(810年)に弘法大師によって彫られ、日本最古の石仏と言われています。
本堂を奥に進んだ先の壁にも石仏があり、本尊を含めた10躰の石仏は国の「特別史跡」と「重要文化財」に指定されています。大分県にある国宝・臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)に対して、東の磨崖仏として知られ、美術的にもすぐれた貴重な石仏となっています。
大谷寺敷地内には池があり、そこには弁財天が祀られています。
弁財天のそばには白蛇(置物)がいます。昔、ここにいた毒蛇が心を入れ替えて白蛇になり仕えているようで、白蛇の頭にふれるとご利益があるようです。
そんなこと知らずに、私は白蛇にふれずに帰ってしまいました。
そのまま奥へ進んでいくと、国の名勝「御止山(おとめやま)」があります。栃木県の名勝としては、日光の「華厳の滝」に続いて2つ目の指定となっています。昔は一般の人々の立ち入りができなかったことから「おとめやま」と呼ばれたようです。
山頂まで片道15分(往復30分)ほどらしいので、時間に余裕がある人は登ってみるのもいいかもしれませんね。
登山口の近くに鳥居のような不思議な門がありましたが、特に説明がなかったので謎のままです。
高さ27メートルの平和観音(大谷公園)
大谷寺本堂すぐそばの大谷公園内には、高さ27メートルの平和観音があります。
平和観音像は、太平洋戦争の戦死戦没者の供養と、世界平和を祈って彫刻されたもの。昭和23年から昭和29年の6年の歳月をかけて大谷の石工たちによって彫刻され、昭和31年に日光輪王寺門跡・菅原大僧正により開眼供養が行われました。
自然の岸壁を彫ってつくられている大観音像で、背中の部分は岸壁と一体化しています。上半身部分のうしろを通るようにして展望台へあがることができます。
おわりに
宇都宮市大谷町にある「大谷寺」を紹介しました。平安時代に彫られた日本最古石仏・本尊千手観音や高さ27メートルの平和観音像など、自然の壁に彫られた石仏に生で見ると圧倒される迫力でした。
栃木観光の際は、大谷資料館と合わせて大谷寺にもぜひ行ってみてください。
- 住所:栃木県宇都宮市大谷町1198
- TEL:028-652-0128
- 拝観時間(20分前に受付終了)
4月~9月:8:30~16:30
10月~3月:9:00~16:30 - 休館日:木曜日(祝日は営業)、12月26日~31日
- 参拝料:大人500円、中学生200円、小学生100円
- 駐車場有り(20台)
- 公式webサイト