骨伝導イヤホンに出会ってオーディオコンテンツがさらに楽しめるようになりました
Shokz(旧:AfterShokz) の骨伝導方式イヤホン「Aeropex」を購入しました。
この製品を購入するまでは、ノイズキャンセリングイヤホンも気になっていて、AppleのAirPods Proを購入しようかと迷っている時期もありました。しかし、私にとって骨伝導イヤホンは購入して大満足の製品でした。
それでは購入しての感想を紹介します。
骨伝導イヤホンとは
ふだん私たちは、耳から入ってきた音が鼓膜を震わせることで音を聞いています。しかし、鼓膜ではなく骨を振動させることで音を伝えるのが「骨伝導」です。
耳をふさいで声を出すと、耳をふさいでいるにもかかわらず自分の声が聞こえますよね?それが「骨伝導」です。
骨伝導イヤホンは通常のイヤホンと違って、耳の穴をふさがないので長時間つけていても耳が痛くならないというメリットがあります。
購入したのは、Shokzの「Aeropex」
家電ショップでは、Shokzの骨伝導イヤホンAeropexと、エントリーモデルのOpenMoveが体験用に置かれていることが多く、その両製品を何度か着けて比較はしました。
悩んだ結果、私が購入したのはAeropexです。
AeropexとOpenMoveの違いを表にしてみました。
Aeropex | OpenMove | |
---|---|---|
価格 | 19,998円(税込) | 9,999円(税込) |
重量 | 26g | 29g |
最大駆動時間 | 8時間 | 6時間 |
防水&防塵規格 | IP67 | IP55 |
最大駆動時間 | Bluetooth5.0 | Bluetooth5.1 |
はじめての骨伝導イヤホンだったので、エントリーモデルのOpenMoveでもいいかなと思ってはいましたが、買ったあとに後悔したくなかったので、上位モデルのAeropexの購入を決断しました。
重量の違いはわずかですが、装着感ではAeropexが断然に良かったので、そちらが購入を決めたポイントでもあります。
骨伝導イヤホンでは使用時間が長くなると考えて、装着感を重視しました。
屋外での運動時(ランニング)での使用も想定し、防水&防塵規格の等級が高い方を選びました。
Shokz製品には、ハイエンドモデルのOpenrun Proや、オンライン会議にも使えるブームマイク付きのOpenCommもあります。
マルチポイント接続が良い!
Aeropexはマルチポイント接続ができるので、私はiPhoneとiPadの両方に接続させています。
iPhoneではradikoやSpotifyなどのオーディオコンテンツを楽しみ、iPadではPrime Videoなどのビデオコンテンツ楽しんでいます。デバイス間の切り替えがストレスなくできるのは最高です。
購入してしばらく使った感想、もっと早く買っておけばよかった
Aeropexをしばらく使っての感想ですが、私のライフスタイルにがっちりハマっていて、「もっと早く買っておけばよかった」と率直に思いました。
骨伝導イヤホンは店頭でお試しすることもできるのですが、実際に使用しての快適さはしばらく使ってみてジワジワと実感してくるものだと思います。
radikoでラジオ番組を聴いたり、Podcastのコンテンツを楽しむには相性が抜群なんです。Aeropexを購入したことで、radikoやPodcastの利用がかなり増えました。
家族とも共有して楽しめる音楽なら家のスピーカーから流すのもいいですが、ラジオ番組などは完全に個人の趣味。家族に無理やり聴かすわけにもいかないので、個人的にイヤホンを着用して楽しんでいました。
しかし、通常のイヤホンだと耳をふさいでしまうため、家族から呼びかけられても気づくことができず、ひんしゅくを買ってしまうんですよね。
骨伝導イヤホンは耳をふさがないので、家族に呼びかけられてもちゃんと気づくことができますし、長時間着用していても耳が痛くならないというのが良い点です。
長時間着用してもノンストレスなので一日中着けていられます。仕事中もずっと着用して、静かにクラシックのBGMでも流しておきたい気分です。
私の利用シーン
人によって利用シーンは変わってくると思いますが、私はこのように使用しています。
- 家の中で音楽やオーディオコンテンツを楽しむ
- ランニングやサイクリング時に使用
前述もしましたが、家族と同居している中では通常のイヤホンは使用しづらいです。骨伝導イヤホンだと呼びかけられても聞き逃さないため、家の中では着けっぱなしでウロウロすることも多いです。
ランニングやサイクリング時に音楽を楽しみたいと思っていても、耳をふさいでしまうと周囲の音が聞こえず危険な場合もあります。でも、骨伝導イヤホンだと周囲の音が聞こえるので安心感はあります。
自転車のイヤホン走行について道路交通法では明確な違反とされていませんが、各都道府県で定められている道路交通規則や条例においては、イヤホン走行の禁止を明記している場合があります。
骨伝導イヤホンをオススメできない人
個人的には大満足のAeropexですが、あまりオススメできない人もいるかと思っています。私が感じたのは下記の2点です。
- 周囲が騒がしい場所では聞こえづらい
- カバンに入れる際にかさばる
耳をふさがないのがメリットの骨伝導イヤホンですが、それがデメリットにもなります。
車の騒音などがある屋外や、賑やかなショッピングモールなどでは周囲の音が騒がしいので、イヤホンからの音が聞こえづらくなります。
また、イヤホンの形状がネックバンドタイプなので、AirPodsのようなワイヤレスイヤホンに比べると、持ち運びの際のサイズ感はだいぶ変わります。
私が今まで使用していた、Ankerの「Soundcore Liberty Neo」と比較してみるとこのような感じになります。
外出時の荷物をコンパクトにしたいと考える方には、不向きかもしれないですね。
Aeropex購入者の口コミ
おわりに
Shokzの骨伝導イヤホンは大満足な一品です。Aeropexは一日中に着けっぱなしでも耳が痛くなることもないですし、ネックバンドタイプなので落下してしまう心配もないので、落下リスクのストレスを感じることなく使用できます。
私のように、家族と同居しているけど「オーディオコンテンツを楽しみたい」という人にはオススメできる製品だと思っています。
骨伝導イヤホンはShokz以外にもさまざまなメーカーから発売されていますが、よく分からないメーカー製品を購入して失敗するよりも、Shokz製品を買っておけば間違いないかと思います。
今回の記事が、骨伝導イヤホンユーザーが増えるきっかけとなれば幸いです。