読書

樺沢紫苑『学びを結果に変える アウトプット大全』。アウトプット力をつける80のヒント

精神科医でありながら作家である、樺沢紫苑さんの新刊『学びを結果に変える アウトプット大全』を読みました。

僕自身、本を読むのが大好きで、新しい知識をなんでも吸収したいインプット大好き人間。インプットとは、脳の中に情報を入れる、つまり「入力」すること。それに対してアウトプットとは、脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、外界に「出力」すること。

本書によると、月10冊読書をしたとしても1冊もアウトプットしなければ「わかったつもり」になっているだけ。そのインプットはただの「自己満足」で終わってしまうということと書かれています。

僕が典型的なそのパターンです。読書好きで図書館から大量に本を借りて読むことが多いのですが、知識として入るのはその場限りで、身についていないなと反省しています。

インプットとアウトプットの黄金比は3:7

樺沢さんがセミナー参加者に行った調査では、インプットとアウトプットの比率は、7.1:2.9とほぼ7:3という結果。「インプット過剰/アウトプット不足」というのが、勉強しているのに身につかない原因につながっています。この比率を真逆の3:7するのが理想だと言っています。

僕自身をふり返ってみると、7:3どころか9:1ぐらいの比率でインプット過剰じゃないかと。それを改善するためにもブログを書くことでアウトプットの練習をしていますが、それでもまだまだインプット過剰だと思っています。

樺沢さんのノートの取り方

仕事などでノートで記録をとっていると気になるのは効率よくノートをとる方法。本書では、樺沢さん自身のノート術について書かれています。

一冊のノートにすべてを時系列順にまとめる

ノートを仕事とプライベートでわけたり、仕事の内容で使いわけたりする人もいると思いますが、樺沢さんは1冊のノートすべての記録を時系列に沿って書くことをオススメしています。そのほうがあとでふり返る際に情報を見つけやすいというのが理由です。

実際僕も数年前からこの方法でノートをとっていますが、「あれ?あの記録どこに書いたっけ?」などと迷うことなくなったので、情報を探し出すストレスはだいぶなくなりました。

セミナー時は「板書」ではなく自分の「気づき」を

セミナー時などのノートのとり方にもコツがあります。細かくノートをとる「板書」は不要。セミナーで得た発見や学び、自分の「気づき」をメモする。そして、それを踏まえて自分がこれからやるべきアクション「To Do」リストを書き留めることが重要だと言っています。この「気づき」や「To Do」は欲張って書きすぎるのではなく、3つほどに絞って書くのがポイント。

これまで「気づき」の部分を書き留めることはしていたけど、行動を起こすための「To Do」までは意識できていなかったなと反省。

あとがき

本書は270ページとかなりのボリュームの本書ですが、イラストも多く読みやすく構成されています。アウトプットについて様々な80の視点で書かれていますが、ほとんどが見開き2ページで完結するようになっているので、少しの時間でも読み進めることができます。

アウトプットに興味はあるけど、忙しくてじっくり本をゆっくり読む時間はないというあなたに『学びを結果に変える アウトプット大全』はオススメです。ぜひ手にとって見てください。

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