子どもに本を読んでほしいなら環境を作ってあげよう
僕は読書が好きで、読書をすることで多くの学びが得られると思っています。そのため子どもにもたくさん本を読んでもらいたいと思っています。
僕と同じように、子どもに対して「本を読んでほしい」と思っている親御さんは多いのではないでしょうか。しかし、子育てって親の思うようにいかないですよね。
子どもに本を読んでもらうためにはどうしたらいいのか、僕の体験をもとに紹介します。
【前提】本を読むことを強要しない
まず、子どもが本を自ら読まない理由を考えてみます。
子どものためにと本を買ってあげても、買った本を全然読んでくれず「本を読みなさい!」と怒ることはないですか。僕はよくやってました…。
子どもの立場からすると、興味もない本を勝手に買ってきて、読まないとさらに怒られるという気持ちではないでしょうか。
本人の気持ちがのらないことを強要しても意味がありません。本を好きになってもらいたいなら、本を読むことを強要しないことが大事です。
本を読むことを好きになってもらうどころか、嫌いになってしまっては元も子もありません。
本を読む子どもになるためのポイント3つ
本が好きな子どもになってもらうためのポイントを挙げます。
本がある環境を作ってあげる
本を読むことを強要せずに、本が身近にある環境をつくってあげることが大切だと思います。1冊や2冊だけでなく、目に見えるところに多くの本がある環境です。
でも、本を何冊も買うことってできないですよね。我が家でももちろんそうです。そのため僕は、子育て世帯が図書館を活用することをオススメしています。
図書館なら1度に複数冊借りることができます。僕の住む自治体では1度に10冊まで借りることができます。
図書館で借りる本は、子どもに自由に選んでもらうほうがいいと思います。親が少し手助けしてもいいとは思いますが、親の好みを押しつけないことが大事です。
子どもが選ぶ本を否定しない
子どもが本を読むことに興味を持ち始めて、例えばそれが年齢とギャップがある幼稚っぽい内容やマンガだとしたらどうしますか?
どういうものであれ、子どもが興味を持って選んだなら僕はそれでも全然オッケーだと考えます。
もしかしたら子どもも「あれ?この本あまり面白くないかも」と感じることもあり、結果的に取捨選択をすることになると思います。
とりあえず本人に選んでもらうのを最優先にし、選んだ本を否定しないことです。
親も一緒に読書を楽しもう
本を読む子になってほしいと思っているあなたは読書をしていますか。
子どもは親の姿を見て育ちます。親が普段から読書をしている姿を見せていれば、子どもも読書をすることに興味を持ってくれるはずです。
また、子どもが読んでいる本を親も読んでみてもいいと思います。
子どもが読んでいる本を読んでみることで、子どもが好きな本の傾向や「この本のあの部分が面白かったね」と共通の話題で話をすることもできます。
おわりに
本好きな子どもになってもらうためのポイントを紹介しました。
改めて整理すると、「周りに本のある環境」「子どもの選択を否定しない」「親も読書を楽しむ」になります。
子どもが本を好きになるように、親も一緒に読書を楽しみながら、少しずつ子どもの成長を見守っていけたらいいですね。