子どもが「学校に行きたくない」と言ったときに親はどう対応したほうがいいのか
夏休みなどの長期休みのあとは学校に行きたくなくなる子どもが増えるようです。
行きたくなくなる理由というのは、子どもの成長レベルや周りの環境などが関係してくるので一概に決めれるものではありません。
では実際、子どもが「学校に行きたくない」と言った場合、どのように対応したらいいのでしょうか。
私が息子に対して取った行動を紹介します。少しでも参考になればと思います。
子どもの気持ちを受け止める
私の息子は、小学校2年生の夏休みが終わる前日に「学校に行きたくない」と言い出しました。
「行きたくない」と言ってはいたものの、夏休み明け初日はどうにか学校に行くことができました。しかし、次の日には不安な気持ちが大爆発。
朝起きたときから「今日は絶対に行きたくない!」と泣き叫んでしまいました。
親としては「そんなわがまま言わずに学校に行きなさい!」と言いたくなりますよね。
でも、そう言いたくなる気持ちはおさえて、「そっかー、じゃあどうしたいの」と一度子どもの気持ちを受け止めることにしました。
息子にどうしたいのか確認すると、気持ちは変わらず「今日は行きたくない」と返してくれました。本人の意志を確認して、この日は学校を休むことにしました。
今後の不安より目の前の出来事を優先
学校を休むという行為が続いたらどうしようという不安はもちろんありました。
しかし、それよりも今目の前でSOSを出している子どもの気持ちを受け止めることが優先だと判断しました。
大人の私たちでも「なんだか、仕事に行きたくないなー」と思うことはありますよね。それでも無理し続けると、メンタルがやられてしまいます。子どもだって同じではないでしょうか。
おわりに
大人が思っている以上に子どもにとって、学校に行くというのはとても頑張っている行為かもしれません。
子どもが「学校に行きたくない」と言いだしたら否定したり、無理やり行かそうとせずに、まずはその不安な気持ちを受け止めてあげるのがいいかと思います。